「スケボー競技は、僕の『天命』だ」
彼は、国際舞台の名だたるスケボー大会で優勝してきた。
「ちっ……また勝っちまったぜ!」
周囲の人々が、羨望の眼差しを向ける。
「いやはや、スケボー王だね」
「もう無敵だね」
「大したもんだね……」
「スケボーの神様だよ」
彼を取り巻く観衆は、口々に彼を称賛した。
しかし、彼は満足できなかった。
なぜなら、彼が本当にやりたかったのは、スノーボードだったからだ。
彼の家は貧しく、雪国へ行く旅費を工面できなかったのだ……。
って、あんた、スケボー界の神様なんでしょ?
だったら、文句を言うんじゃないの!
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