踊る

「はあぁー そーれそれ♫」

僕は綺麗なお姉さんたちに見とれてしまった。
なぜって… とっても綺麗だもの。
容姿はもちろんだが、その容姿に醸し出されてくる明るいオーラに惹かれてしまう。
彼女らの躍動的な動きに見惚れてしまうんだ。

「あぁーー よやさぁー♪」

みんなが踊っている。

「よやさぁー」

これはお囃子というのだろうか。
みんなが楽しくなる掛け声というものがあるのだな…

「よやさぁー」

なんでだろう。
聞くとなんとも心がサワサワする。
僕のハートにゆっくりだけれども…
それでいて、グイグイ食い込んでくる。

「はぁー よやさぁー ♫」

僕はついに踊り出す――

「おっ、太郎も踊るか?」

愛犬・太郎と僕は、散歩中だということをすっかり忘れてしまった。

まあ、僕たちには、急ぐ用事もないし。

だから、しばらく一緒に踊ることにした。


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